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吉野家HD/3~11月は売上高6.8%減、営業利益3.2%増

2012年01月11日 / 決算

吉野家ホールディングスが1月11日に発表した2012年2月期第3四半期決算は、売上高1202億7100万円(前年同期比6.8%減)、営業利益29億7500万円(3.2%増)、経常利益34億6300万円(7.4%増)、当期利益10億8200万円(前期は500万円の当期利益)となった。
国内吉野家の売上高は646億6900万円、営業利益は31億4600万円となった。新たに31店を出店し、不振店等を16店閉鎖した結果、店舗数は1189店となった。
今後の出店に向けた新たな店舗フォーマットづくりとして、「衛生感」「安心感」「開放感」「機能性」というテーマを具現化する店舗モデルや損益分岐点を引き下げた店舗モデル等の開発や検証に取組んだ。
「圧倒的な品質を作り上げる」ことを経営戦略上の中心軸に据え、吉野家が最優先として考える価値観である「うまい」に特化した活動を行った。
主力商品である「牛丼」の品質に関して、圧倒的な高品質の「牛丼」を作り上げるため、材料・調理工程・提供サービスに至る全ての工程を見直し、5月に牛丼並盛の具材の増量とご飯のポーションバランスの変更を実施した。
9月には、発売1周年となった「牛鍋丼」のタレにさらに磨きをかけて新味「牛鍋丼」へと新しい「うまさ」を作り上げた。
11月には「特盛20周年謝恩祭」と題して牛丼関連商品の値引きセールを実施し、年間を通して主軸に置いている牛丼の「うまさ」を訴求するプロモーションを実施した。
通期は、売上高1680億円(1.9%減)、営業利益52億円(1.6%増)、経常利益56億円(1.6%増)、当期利益10億円(161.2%増)の見通し。

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