流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





チヨダ/売上高7%減、営業利益41%減

2010年07月10日 / 決算

チヨダが7月9日に発表した2011年2月期第1四半期決算によると、売上高は420億2600万円(前期比7.2%減)、営業利益14億5600万円(41.3%減)、経常利益16億4400万円(37.3%減)、当期利益4億2700万円(54.6%減)となった。

出店39店、退店18店を実施し、期末店舗数は靴部門1213店(前期比9店増)、衣料品部門542店(26店減)の計1755店(17店減)となった。靴部門は、天候不順で春物、初夏物商品の販売が低迷し、客数の低下と商品単価の下落の影響で、既存店売上が想定を下回った。

粗利益率はプロパー商品の不振、低粗利の特価商品の売上構成比が増加したため、前期比で1.2ポイント低下し44.0%となった。経費面では退職給付費用などの影響で計画より若干増加し、靴部門の営業利益は大幅な減益となった。同部門の売上高は313億6200万円(3.4%減)となった。

衣料品部門の売上高は、天候の不順で春物、初夏物商品が低迷し、客数・客単価ともに伸び悩み、既存店売上、全店売上とも2桁の減収となった。新規出店の抑制、不採算店舗の閉店に加えコスト全般の戦略的なコントロールに注力したが、売上総利益高の減少を補うに至らず営業損失となり、売上高は106億6300万円(16.8%減)となった。

通期は売上高1640億4100万円(1.5%減)、営業利益47億6900万円(39.8%増)、経常利益53億7500万円(33.2%増)、当期利益11億9100万円を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧