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近鉄百貨店/3~5月は売上高9.6%減、営業利益41.9%減

2015年07月14日 / 決算

近鉄百貨店が7月14日に発表した2016年2月期第1四半期決算は、売上高660億1600万円(前年同期比9.6%減)、営業利益7億3300万円(41.9%減)、経常利益5億2500万円(34.9%減)、当期利益2億2200万円(44.3%減)となった。

百貨店業の売上高は605億4400万円(9.2%減)、営業利益は4億400万円(55.2%減)となった。グランドオープン2年目を迎えたあべのハルカス近鉄本店においては、ウイング館の「solaha(ソラハ)」をピュアヤング中心からヤング・OL中心の専門店街に再編集した。

そのほか、同館3.5階に訪日外国人向けドラッグストアを併設したフォーリンカスタマーズサロンを新設するなど、インバウンド需要の取込みに注力した。

地域中核店では、地域一番店としての地位をさらに高めるべく、四日市店において婦人服と婦人洋品売場を中心とする改装を、奈良店において1階アクセサリー売場の改装をそれぞれ実施した。

これらの諸施策を鋭意実施したが、昨年9月30日の桃山店の営業終了に加え、あべのハルカス近鉄本店のグランドオープンの効果が一巡したことなどもあり、減収減益となった。

通期は、売上高2750億円、営業利益31億円、経常利益19億円、当期利益7億円の見通し。

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