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コスモス薬品/売上高15.5%増の2053億円、当期利益54.9%増

2010年07月12日 / 決算

コスモス薬品が7月12日に発表した2010年5月期決算によると、売上高は2053億8700万円(前期比15.5%増)、営業利益71億5300万円(31.5%増)、経常利益82億1400万円(32.1%増)、当期利益44億100万円(54.9%増)となった。

分野別の売上高は医薬品が383億7800万円(12.7%増)、化粧品が282億9800万円(10.2%増)、雑貨が345億8600万円(21.8%増)、一般食品が1014億8200万円(15.3%増)、その他が26億4000万円(64.0%増)となった。

売上総利益率は1.1ポイント下落し19.2%となったが、新型インフルエンザの流行による予防商品の需要拡大などで、既存店売上高は4.2%増となった。売上高に対する販売費・一般管理費の比率は、経費抑制の効果などで1.5ポイント改善し15.7%となり、営業利益率は3.5%となった。

出店は兵庫県への初進出で関西地区に開設した店舗など計34店舗を開設した。調剤薬局を1局閉店し、期末店舗数は356店舗となった。また、102店舗の棚替・改装を行い、既存店の活性化を図った。

次期の見通しでは、一層のディスカウント戦略を強化するとともに、新規出店を九州地区の更なる深
耕に主眼を置き、全体で40店の出店を計画している。

来期は売上高2220億円(8.1%増)、営業利益66億円(7.7%増)、経常利益74億円(9.9%減)、当期利益36億5000万円(17.1%減)を見込んでいる。

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