イオン九州/九大伊都キャンパスで「イオンネットスーパー」の実証実験10/1開始
2025年09月25日 10:24 / 経営
イオン九州は10月1日、九州大学と連携し、同大学伊都キャンパス(福岡市西区)に「イオンネットスーパー受け取り専用ロッカー」を設置する実証実験を開始する。
「イオンネットスーパー」は、スマホやパソコンで注文した商品を近隣店舗から自宅まで配送するサービス。「配送を待たずに好きな時間に受け取りたい」「人との接触なく買物がしたい」という顧客のニーズに対応するべく、注文した商品を店頭の専用ロッカーで受け取れるサービスを2019年より開始した。これまでJR駅構内へロッカーを設置するなど、利便性の向上を目指してきた。
九大伊都キャンパス周辺にはスーパーが少なく、学生は日常の買物のために離れた場所まで足を運ぶ必要がある状況が続いている。今回の取り組みは、こうした状況を踏まえ、学内で食料品や日用品を受け取ることができる環境を整備することで、学業・研究活動と日常生活の両立を支援するもの。
食料品や日用品を学内で受け取れる仕組みを整えることで、買物環境の改善と生活利便性の向上を目指す。今後は利用状況を検証し、さらなる利便性の向上に努めていく方針だ。
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