流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





アルペン/通期の営業利益3%増

2010年08月07日 / 決算

アルペンが8月6日に発表した2010年6月期の決算は、売上高1886億6600万円(前年同期比0.6%減)、営業利益81億4300万円(3%増)、経常利益89億7600万円(3.5%増)、当期利益27億2800万円(26.2%減)となった。

店舗の出退店状況は、「アルペン」4店舗、「ゴルフ5」6店舗、「スポーツデポ」2店舗を出店
し、「アルペン」6店舗、「ゴルフ5」4店舗を閉鎖し、年度末の店舗数は「アルペン」77店舗、
「ゴルフ5」183店舗、「スポーツデポ」96店舗の計356店舗となり、売場面積は4781坪増加し、19万5710坪となった。

ウィンター用品は、比較的降雪量が多いシーズンだったものの12月中旬まで温暖な天候が続いたことでシーズンの立ち上がりが遅く、2月後半からの気温上昇にともない西日本を中心としてスキー場の閉鎖が早まり、売上高は175億4600万円(8.9%減)となった。

ゴルフ用品は、額クラブの買い控えや流通在庫の増加にともなう販売単価の下落傾向が続き、クラブの売上は低迷した。ゴルフのプレー人口は底堅く推移し、プライベートブランド商品を中心としてゴルフウェア、ボール、グローブの消耗品の売上が堅調に推移し、売上高は694億5800万円(1.1%減)となった。

一般スポーツ用品は、ランニングシューズ、自転車、機能性ウェアにプライベートブランド商品を投入し、TVCMなど積極的な販売促進と、サッカーワールドカップでの日本代表の健闘をうけて、サッカー用品の売上が伸長し、売上高は990億1200万円(2%増)となった。

次期見通しは売上高1958億円、営業利益82億8000万円、経常利益92億円、当期利益39億5000万円。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧