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アルペン/7-9月は値下げ抑制で営業利益51.1%増

2010年11月01日 / 決算

アルペンが10月29日に発表した2011年6月期第1四半期決算は、売上高454億400万円(前年同期比1.2%増)、営業利益20億5800万円(51.1%増)、経常利益21億7800万円(59.0%増)、当期利益3億9100万円(44.1%増)となった。

主な商品部門別の概要では、ゴルフ用品は、ゴルフクラブの買い替え需要の低迷が続く中、猛暑による影響をうけて暑さ対策商品の販売が好調に推移したものの、ゴルファーがプレーを控える傾向が見られ、ハード用品を中心に低調に推移した。

一般スポーツ用品につきましては、夏物衣料およびマリン用品が好調に推移するとともに、低価格で高品質なプライベートブランド商品を投入したランニング用品・自転車やサッカーワールドカップ効果をうけたサッカー用品が売上を伸ばした。一方、秋物衣料につきましては、9月以降の残暑の影響をうけて低調に推移した。

利益面では、夏物用品が好調に推移したことにより処分値下げを抑制できたことに加え、認知されにくいセール値引きの廃止、より適切な価格での商品提供に努めたことにより売上総利益率が改善した。

「アルペン」2店舗、「ゴルフ5」4店舗を出店し、「ゴルフ5」2店舗を閉鎖した結果、期末店舗数は「アルペン」79店舗、「ゴルフ5」185店舗、「スポーツデポ」96店舗の計360店舗となった。

通期は売上高1958億円(3.8%増)、営業利益82億8000万円(1.7%増)、経常利益92億円(2.5%増)、当期利益39億5000万円(44.8%増)の見通し。

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