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ヒマラヤ/通期の営業利益2倍

2010年09月29日 / 決算

ヒマラヤが9月29日に発表した2010年8月期業績によると売上高456億8400万円(前年同期比3.2%増)、営業利益17億7600万円(99.0%増)、経常利益18億6400万円(104.9%増)、当期利益5億5000万円(9.5%減)となった。

ウインタースポーツ用品の売上高は9.8%減と低迷した。一般スポーツ用品は、ランニングブームに代表される健康志向の高まりが事業年度を通して継続していたことや、富士登山に代表されるアウトドアフィールド需要の増加などの市場動向に対し、店頭での商品提案等を重点的に強化した結果、ランニングシューズ、高機能ウェア、トレッキングウェアなどの商品カテゴリーが好調に推移した。

また、サッカーワールドカップにおける日本代表の活躍の影響などからサッカー用品が好調に推移したこと、記録的な猛暑により衣料を中心とした盛夏物商材が非常に好調であったことなどが、売上げを底上げした。ゴルフ用品はは2.1%減だった。

既存店売上高は2.3%増、全社売上高は3.2%増となった。売上総利益率はウインター用品市場の縮小による下降要因が存在したが、プライベートブランド商品の強化を継続していること、顧客ニーズに合致した合理的な値引き政策を推し進めた結果などから36.4%となり前事業年度比で0.2ポイント上昇した。

来期の業績は売上高460億円、営業利益17億700万円、経常利益17億円、当期利益6億2100万円の見通し。

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