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ダイエー/3-8月の売上高6.6%減、経常損失6億円

2010年10月08日 / 決算

ダイエーが10月8日に発表した2011年2月期第2四半期決算によると、売上高は4636億4300万円(前年同期比6.6%減)、営業利益8億1800万円(前期は24億9300万円の営業損失)、経常損失6億9800万円(44億5900万円の経常損失)、当期損失16億2300万円(45億3600万円の当期損失)となった。

連結の販売管理費は、販売費251億円(前年同期比20億円減)、人件費655億円(37億円減)、営業費259億円(54億円減)、施設費445億円(33億円減)で、合計1609億円(143億円減)となった。連結有利子負債は708億円(81億円減)。

単体の小売業売上高は3140億円で、既存店売上高は4.0%減となった。小売業の粗利益率は0.5ポイント改善し27.8%となった。

ビッグ・エーで1店舗を出店、ダイエーで6店舗、子会社で40店舗を閉店した。ダイエーで7店舗、食品ディスカウントストアのビッグ・エーで4店舗の改装。ネットスーパーの実施店舗は10店舗に拡大した。

従来、各店舗で対応していた電話交換業務をイオングループのコールセンターへ委託を拡大した。

中期経営計画のスピードを上げるため、SM業態におけるローコストオペレーションの実現を目的としたSM業態改革タスク、関東で展開しているディスカウント業態の他地域での拡大を目的としたDS事業拡大検討タスクを結成した。

国際財務報告基準導入や連結経営のさらなる強化を視野にいれた経営管理システムの改編を目的にマネジメント・システム改革プロジェクトを組成した。

通期は売上高9300億円(4.8%減)、営業利益45億円、経常利益2億円、当期損失55億円の見通し。 

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