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リーバイス/12~8月は30億円の当期損失

2010年10月13日 / 決算

リーバイ・ストラウスジャパンが10月13日に発表した2010年11月期第3四半期業績によると、売上高は94億8800万円、営業損失18億800万円、経常損失17億4200万円、当期損失30億2800万円となった。

引き続き主要顧客である大手小売店の店頭売上の不振等が起因で卸売チャネルの売上が減少した。販売価格帯も、高価格帯から手ごろな価格帯へシフトする傾向が続いた。

リーバイスストアや、ファクトリーアウトレットは、昨年来の新規出店により売上が増加したが、既存店が伸び悩んだため全体として大きく貢献しなかった。

売上総利益については、おもにボトムスの高価格帯商品の売上が伸び悩んだため売上総利益率、売上総利益金額ともに減少。販売費・一般管理費については、直営店の増加による店舗経費が増加するなかで、第3四半期に秋冬のレディ-スボトムスの新商品の販売開始のために広告宣伝費が発生したが、全般的に経費削減を徹底した。

ことし1月に設立したLVC JPのグロ-バルのプレミアム商品も予定通りに事業が展開しているが、事業の立ち上がりで事業規模が小規模であることから業績に与える影響は小さかった。

通期の業績は売上高139億8700万円、営業損失20億600万円、経常損失19億3000万円、当期損失32億1000万円の見通し。

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