流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





リーバイス/秋冬商品から高価格帯商品へシフト

2011年06月23日 / 商品経営

リーバイ・ストラウスジャパンは今年の秋冬商品から商品政策を見直し、1万円を切る価格帯の商品数を大幅に削減し、商品数をこれまでの約200型から約100型に半減させる。
商品政策の変更に伴い、販売チャネルの見直しも実施。総合スーパー(GMS)からは撤退し、ブランド訴求力の高い百貨店やセレクトショップでの展開を強化する。
同社のチャネル別販売構成比では、ライトオン、マックハウス、ジーンズメイトなどのジーンズカジュアル衣料チェーンが約4割を占め、総合スーパーのシェアは数%だった。
販売チャネルを百貨店、セレクトショップ、カジュアル衣料チェーンに集中させ、販売効率を高める。
商品の主要価格帯を1万円前半から2万円程度に集中させることに伴い、商品スペックも変更する。505、511シリーズでは、生地、縫製、加工までを日本国内で手がけ、「メイド イン ジャパン」を全面的に打ち出した訴求をする。
同社によると、「ジーンズ業界では生地、縫製など日本製品の品質の高さが認知されている。そのため、メイド イン ジャパンの訴求はリーバイス全体の施策として、日本を含むアジア・パシフィック地区で実施する」という。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧