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リーバイス/当期損失23億円

2010年07月14日 / 決算

リーバイ・ストラウスジャパンが7月14日に発表した2010年11月期第2四半期業績によると、売上高は70億300万円、営業損失11億2000万円、経常損失10億8800万円、当期損失23億500万円となった。

今年度から四半期財務諸表を作成しているため、前年同期比の数値は公表していない。

主要顧客である小売店での店頭売上が落ち込み、販売本数の減少に加えて、販売価格帯も、高価格帯からより手頃な価格帯へシフトする傾向が見られ、小売店に対する売上が前年比較で著しく減少した。

リーバイスストア、ファクトリーアウトレットの新規出店に力を入れ各々6店舗、3店舗の新規開店をしたが、小売店への売上の落ち込み幅が大きく埋め合わせすることができなかった。

売上総利益については特にボトムスの高価格帯商品の販売が伸び悩んだため売上総利益率、売上総利益金額ともに鈍化した。

広告宣伝費をはじめ販売費・一般管理費の削減をしたが、新規直営店舗の店舗経費と一部相殺される結果となった。

今後の不透明な市場の見通しを勘案し、慎重に検討した結果、繰延税金資産を全額11億6900万円取り崩したため法人税等が大幅に増加した。

通期の業績は、売上高139億8700万円、営業損失20億600万円、経常損失19億3000万円、当期損失32億1000万円の見通し。

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