木曽路/4-9月は原価率の上昇で営業損失
2010年10月29日 / 決算
木曽路が10月29日に発表した2011年3月期の第2四半期の業績は、売上高は199億400万円(前年同期比2.4%減)となり、営業損失11億5300万円(前年同期は11億2200万円の損失)、経常損失11億500万円(前年同期は10億8500万円の損失)、当期損失18億9300万円の損失(前年同期は8億9900万円の損失)となった。
費用面では、食材の値上りなどで売上原価率が上昇した。部門別売上高は、木曽路158億8500万円(0.3%増)、素材屋27億4100万円(13.9%減)、じゃんじゃん亭5億5300万円(0.5%減)、とりかく5億4200万円(5.3%減)、その他1億8000万円(24.6%減)だった。
しゃぶしゃぶ・日本料理の木曽路部門は、お盆や敬老の日等の季節的イベントに加えて創業60周年イベントを展開した結果、既存店の客数が増加した。新規出店や撤退はなく、3店舗の改築・改装により、期末店舗数は115店舗(内2店舗は改築のため休業中)となった。
居酒屋・和食レストランの素材屋部門は、季節のフェアに加えて創業60周年イベントを展開し、マグロ、和牛などの食材を用いた高価値メニューを投入したが、客数・客単価ともに回復できず、前年割れの状況が続いた。店舗の異動はなく、期末店舗数は41店舗だった。
通期は、売上高445億円(0.7%増)、営業利益6億5000万円(121.7%増)、経常利益7億3000万円(88.9%増)、当期損失9億5000万円(-)の見通し。
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