流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





大都魚類/4-9月は取引量の減少で減収減益

2010年11月01日 / 決算

大都魚類が11月1日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高704億5900万円(前年同期比2.0%減)、営業損失8100万円(前期は2100万円の営業利益)、経常損失8200万円(1200万円の経常利益)、当期損失3億5100万円(4000万円の当期利益)となった。

東京都中央卸売市場の水産物取扱状況は前年同期に比べ、数量は減少、単価は僅かに上昇、その結果、取扱金額は減少するという厳しい状況が続いている。

取扱数量の減少でによって売上高は減収となった。収益面では、売上高の減収と売上総利益率の低下により売上総利益は37億円(4.9%減)となり、物流経費の減少などにより販売費及び一般管理費は2.2%減少の37億8100万円となった結果、営業損失を計上した。

水産物卸売の売上高は634億4500万円(3.8%減)となり、1億5300万円のセグメント損失となった。

賃貸オフィスビルを主体とする不動産賃貸の売上高は1億4100万円(6.8%減)となり、セグメント利益は5100万円(16.3%減)となった。

水産物の冷蔵、加工と販売を主体とする水産物その他の売上高は68億7200万円(18.3%増)となり、セグメント利益は2000万円(8.1%増)となった。

通期は、売上高1450億円(2.5%減)、営業利益2億7000万円(15.3%増)、経常利益2億5000万円(10.6%増)、当期利益1億4000万円(14.4%増)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧