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オートバックス/ETC車載器の減少で4-9月は減収減益

2010年11月04日 / 決算

オートバックスセブンが11月4日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高1150億3400万円(前年同期比0.4%増)、営業利益41億3600万円(11.8%減)、経常利益43億9300万円(20.9%減)、当期利益17億1400万円(36.3%減)となった。
オートバックスセブンの売上高は941億2100万円(0.1%減)となった。フランチャイズチェン加盟法人に対する卸売部門は、ETC車載器の売上が大きく減少したものの、ナショナルブランドの販売を強化したタイヤ、新車販売台数の増加に伴うカーナビゲーションや車内用品、さらに自動車の販売が堅調だったことにより、前年同期比0.8%増加した。
小売部門は、昨年度実施した直営の中古カー用品店の閉店や二輪用品店の譲渡、ETC車載器の売上減少などにより、13.2%減少した。
売上総利益は188億1600万円(2.3%減)となった。仕入条件の見直しによる売上総利益率の改善や売上強化施策の実施によりタイヤ・ホイール、車内用品、サービスなどが改善したものの、ETC車載器の売上減少に伴う売上総利益額の減少を補うことができなかった。
販売費及び一般管理費は、143億2400万円(2.9%増)となった。タイヤを中心としたカー用品の販促活動を強化したことなどにより増加した。
通期は売上高2259億円(1.5%減)、営業利益106億円(4.2%増)、経常利益116億円(1.3%減)、当期利益56億円(4.5%減)の見通し。

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