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ブックオフ/4-9月は販促で売上増も減益

2010年11月09日 / 決算

ブックオフコーポレーションが11月9日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高は360億9000万円(前期比4.3%増)、営業利益7億2500万円(38.4%減)、経常利益9億4300万円(29.6%減)、当期損失3億2000万円(前期は3億8600万円の当期利益)となった。
ブックオフ事業の売上高249億4800万円となった。出店は移管受管を含め、グループ直営店9店舗、FC加盟店8店舗、閉店はグループ直営店6店舗、FC加盟店18店舗だった。
8月に買取施策「BOOKS TO THE PEOPLEプロジェクト」、9月に販売施策「20周年大感謝祭」を実施し、既存店売上の増加につなげた。
リユース事業の売上高44億7500万円となった。出店はグループ直営店7店舗、閉店はグループ直営店16店舗。
リユース事業全体の仕入は好調だったことから、売上高は前年同期を上回った。一方、スポーツ商材については仕入減少により品揃えが低下したことや、衣料品については猛暑の影響もあり、秋物衣料の動きが遅かったが、MD展開によるブランド物衣料の仕入が伸び、売上は増加した。
パッケージメディア事業の売上高63億8300万円となった。出店はなく、グループ直営店3店舗を閉店した。「TSUTAYA」店舗では、近隣店舗との価格競争が激しいレンタルの売上が減少した。
通期は売上高760億円(6.9%増)、営業利益33億円(17.4%増)、経常利益36億円(14.7%増)、当期利益12億円(13.0%減)の見通し。

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