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ブックオフ/売上高30%増、営業利益2.6倍

2009年08月15日 / 決算

ブックオフコーポレーションが8月12日に発表した2010年3月期第1四半期決算は、売上高が169億1400万円(前年同期比30.3%増)、営業利益5億8800万円(2.6倍)、経常利益6億8100万円(2.5倍)、当期利益1億6800万円(前年同期は当期損失8600万円)となった。

グループ直営店舗の出店はブックオフ事業6店舗、キッズ・婦人服事業2店舗、TSUTAYA事業1店舗、その他事業8店舗、中古劇場での出店は2館となった。

売上高が前年に比べ大幅に伸長した要因は、仕入の向上を背景にブックオフ事業の既存店の売上が継続して伸び、昨年出店したリユース業態(キッズ・婦人服事業)(その他事業)やオンライン事業の売上が堅調に伸びていること、連結子会社化したワイシーシーと青山ブックセンターの売上が加算されたことによるもの。

利益増は、BOOKOFF直営店全店に導入した買取用簡易査定端末(PDA)の使用により生産性が向上したこと、パート・アルバイトの採用コスト低減、出店コスト削減など経費削減を図ったことによるもの。

通期は、売上高700億円(15.7%増)、営業利益27億円(10.9%増)、経常利益29億円(8.5%増)、当期利益12億円(17.2%増)を見込んでいる。

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