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ブックオフ/仕入の安定とグループ拡大で、営業利益195.5%増

2009年11月11日 / 決算

ブックオフコーポレーションが11月11日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は346億100万円(前年同期比30.5%増)、営業利益11億7800万円(195.5%増)、経常利益13億4000万円(171.8%増)、当期利益3億8600万円(前期は800万円の当期損失)となった。

第2四半期のグループ直営店舗の出店はブックオフ事業9店舗、キッズ・婦人服事業4店舗、TSUTAYA事業1店舗、その他事業13店舗となった。大型複合館「BOOKOFFSUPERBAZAAR」は3館を出店した。主力のブックオフ事業の売上高は237億8900万円(10.4%増)。

期間中の閉店ははグループ直営店12店舗、フランチャイズ加盟店10店舗だった。買取客数の増加から、売上客数も堅調に前年同月を越え、買取客数増加による仕入の安定と、仕入品のクリーニング、売場への陳列がスムーズにできていることが、売上増加に繋がった。既存店売上高前年比は5.9%増となった。

キッズ・婦人服事業の売上高は18億1600万円(8.0%増)と増加。閉店はグループ直営店1店舗を閉店した。既存店は売上・客数共に伸びており、BOOKOFFSUPERBAZAARに出店した店舗の売上が寄与したことで前年同期を上回った。

TSUTAYA事業の売上高は54億1900万円(347.2%増)と大幅増を記録。前第2四半期末に連結子会社化したワイシーシーの売上41億1100万円が寄与し、前年同期を上回った。

その他事業の売上高は35億7500万円(73.1%増)となった。BOOKOFFSUPERBAZAAR内に、スポーツ用品、貴金属など様々なジャンルの店舗を出店したことに加え、前第3四半期に連結子会社化した青山ブックセンターの売上11億2800万円の寄与で前年同期を大幅に上回った。

通期は売上高700億円(15.7%増)、営業利益27億円(10.9%増)、経常利益29億円(8.5%増)、当期利益12億円(17.2%増)を見込んでいる。

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