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トーホー/2-10月は子会社売上が寄与し、増収増益

2010年12月06日 / 決算

トーホー(2010年1月期売上高:1754億円)が12月6日に発表した2011年1月期第3四半期決算によると、売上高は1352億5900万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は16億2400万円(4.2%増)、経常利益は18億8700万円(0.9%増)、当期利益7億5500万円(0.7%減)となった。
前期にグループ入りした昭和食品、トーホー・カワサキ、神戸営繕などの売上げやトーホーフードサービスのディストリビューター事業での新規得意先の開拓などで増収となり、費用対効果検証の徹底を中心としたコストコントロールの効果もあり増収となった。
事業の選択と集中の一環として、水産物の加工・販売のダイタツを8月31日、大辰水産を10月29日に解散した。トーホーストアが福岡地区で展開する食品スーパー5店舗を11月1日に地場企業に譲渡した。
業務用食材卸売業のディストリビューター事業の売上高は820億3000万円(8.4%増)、営業利益5億5900万円(8.2%増)。
業務用スーパーを展開するAプライス事業の売上高は288億3000万円(2.4%減)、営業利益5億200万円(0.1%増)。
食品スーパー事業の売上高は220億2500万円(0.9%増)、営業利益300万円(95.8%減)となった。今期改装した5店舗と新規出店した多谷北落合店が好調に推移し、客数・買上点数は向上したが、単価が下落した。新店・改装の一時経費負担の影響で営業利益が減少した。
通期業績は売上高1820億円(3.7%増)、営業利益28億円(10.8%増)、経常利益28億円(2.0%減)、当期利益13億円(11.5%増)の見通し。

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