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オークワ/3-11月期は子会社が黒字化、営業利益11.4%増

2010年12月23日 / 決算

オークワ(2010年2月期売上高:2895億円)が12月22日に発表した2011年2月期第3四半期決算によると、売上高は2135億9200万円(前年同期比0.8%減)、営業利益37億5100万円(11.4%増)、経常利益39億4300万円(13.5%増)、当期利益16億5400万円(44.0%増)となった。
業態別の販売状況は、豊富な品揃えと低価格を実現した「スーパーセンター」業態とこだわりの商品を取り揃えた高質スーパーの「メッサ」業態は消費者ニーズにマッチし比較的順調に推移しましたが、主力の「レギュラー」業態とディスカウントタイプの「プライスカット」業態は、外部環境の悪化により、販売が低迷した。
既存店売上高の前年同期比は3.0%減となったが、直近の第3四半期は0.0%。
連結子会社は、高質スーパーを主力とするパレ、食品スーパーのヒラマツ、外食のオークフーズの3社合計で増益を確保した。特にヒラマツはオークワの支援が奏功し、支援後初めて経常損益ベースで黒字に転換した。
販売費と一般管理費は、賃借料などの削減が進み、前年同期比7億5300万円減となった。
3月にスーパーセンター業態の「桜井店」(奈良県桜井市)、4月にSSM業態の「加古川野口店」(兵庫県加古川市)、9月にSSM業態の「美濃加茂店」(岐阜県美濃加茂市)、11月にSSM業態の「海南野上店」(和歌山県海南市)、スーパーセンター業態の「美濃インター店」(岐阜県美濃市)の5店舗を新設した。
通期は、営業収益2904億円(0.3%増)、営業利益62億円(6.1%増)、経常利益63億5000万円(6.4%増)、当期利益28億円(18.7%増)の見込み。

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