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オークワ/2-8月期は子会社が黒字化し営業利益4.6%増

2010年10月01日 / 決算

オークワ(2010年2月期売上高:2895億円)が10月1日に発表した2011年2月期第2四半期決算によると、売上高は1418億5300万円(前年同期比1.8%減)、営業利益23億6800万円(4.6%増)、経常利益25億3900万円(7.5%増)、当期利益10億6900万円(70.3%増)となった。

本年1月の組織変更により「業務改革室」を設置し、全社ベースで業務を見直し業務改革を進めた。

連結子会社では、高質スーパーを主力とするパレ、食品スーパーのヒラマツ、外食のオークフーズの3社合計で増益を確保した。ヒラマツはオークワの支援後初めて経常損益ベースで黒字に転換した。

3月にスーパーセンター業態の「桜井店」(奈良県桜井市)、4月に兵庫県2店舗目となるSSM業態の「加古川野口店」(兵庫県加古川市)を新設した。2月にSC業態の「名張店」をスーパーセンター業態に変更し、7月に「ミレニアシティ岩出店」を改装をした。

業態別の販売状況は、豊富な品揃えと低価格を実現した「スーパーセンター」業態とこだわりの商品を取り揃えた高質スーパーの「メッサ」業態は比較的順調に推移した。一方、主力の「レギュラー」業態とディスカウントタイプの「プライスカット」業態は、外部環境の悪化により、販売は低迷した。全業態ベースの既存店売上高は4.4%減となった。

連結ベースの販売費及び一般管理費は、水道光熱費や賃借料などの削減が進み、合計で前年期比5億8300万円減となった。

通期は、営業収益2904億円(0.3%増)、営業利益62億円(6.1%増)、経常利益63億5000万円(6.4%増)、当期利益28億円(18.7%増)の見込み。

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