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オークワ/2月期は新規出店好調で増収増益

2011年04月04日 / 決算

オークワ(2010年2月期売上高:2895億円)が4月4日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は2899億6000万円(前年同期比0.2%増)、営業利益65億3900万円(12.0%増)、経常利益67億5800万円(13.2%増)、当期利益31億600万円(31.6%増)となった。
既存店の売上高は2.1%減。客数は1.4%減、客単価は1752円(0.7%減)。1点単価昨年比は0.6%減、1人当り買上点数は8.8点(0.1%減)だった。
部門別売上高は、生鮮食品626億5700万円(1.8%増)、加工食品1202億7000万円(1.0%増)、住居関連用品316億4600万円(1.0%減)、衣料品87億8600万円(6.0%減)、その他15億9500万円(1.1%増)。商品粗利益率は25.8%で0.2ポイント改善した。
業態別売上高前年比はSC10.7%減、SSM0.2%減、SM7.1%減、プライスカット3.8%減、スーパーセンター36.4%増、メッサ4.3%増となった。豊富な品揃えと低価格を実現したスーパーセンターとこだわりの商品を取り揃えた高質スーパーのメッサは消費者ニーズにマッチし順調に推移したが、その他の業態は景気の低迷に加え、小売業の低価格競争が激化した影響を受け、前期を下回った。
岐阜県下にスーパーセンター業態の「美濃インター店」とSSM業態の「美濃加茂店」、兵庫県下にSSM業態の「加古川野口店」と出店エリアの拡大に取り組み、また、奈良県下にスーパーセンター業態の「桜井店」、和歌山県下にSSM業態の「海南野上店」の合計5店を新設し、2店を閉鎖。期末店舗数は149店舗となった。
来期は、営業収益2985億円(2.9%増)、営業利益70億5000万円(7.8%増)、経常利益72億円(6.5%増)、当期利益20億5000万円(34.0%減)の見込み。

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