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平和堂/2月期は衣食住の商品政策見直しで減収増益

2011年03月29日 / 決算

平和堂が3月29日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は3829億5500万円(前期比0.7%減)、営業利益107億8300万円(11.6%増)、経常利益108億8000万円(12.8%増)、当期利益45億2000万円(30.0%減)となった。
商品別売上高は、衣料品446億3700万円(7.2%減)、住居関連品456億3200万円(0.3%増)、食料品2014億1600万円(4.6%増)となった。
衣料品では、海外直仕入れの機能性実用衣料の拡販や、新しいライフスタイルMDの提案。住居関連品では、新しく売場を編集し直した総合家庭用品ショップ「build」や自主編集ショップを展開。食料品では、持ち込み農家の商品拡大による地産地消の取り組みや、惣菜の価値にこだわった商品を開発した。
全国物産展の開催による集客の向上に努め、地域貢献事業として、買物が困難な人の買物代行などを目的とした「ホーム・サポートサービス」を開始した。
平和堂では、滋賀県下に安曇川店を移設・建替した「あどがわ店」を、愛知県下に名古屋市初出店となる「平和堂豊成店」を、その他「フレンドマート開発店」「フレンドマート竜王店」等スーパーマーケットタイプ3店舗の開設した。 既存店では、大型専門店導入による販売効率向上と新MD導入のため、アル・プラザ亀岡など4店舗を改装した。 中国湖南省で小売事業を展開する「湖南平和堂実業有限公司」は、3号店が1年間稼動したことや、1・2号店とも堅調に推移した結果、増収・増益となった。
来期は売上高3890億円(1.6%増)、営業利益113億円(4.8%増)、経常利益113億円(3.9%増)、当期利益46億円(1.7%増)の見通し。

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