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セブン-イレブン/2月期は売上高2.6%増、営業利益8.3%増

2011年04月07日 / 決算

セブン&アイホールディングスが4月7日に発表した2011年2月期決算補足資料によると、セブン-イレブン・ジャパンの売上高にあたる営業総収入は5491億1100万円(2.6%増)、営業利益1691億5200万円(8.3%増)となった。
チェーン全店売上高は2兆9476億600万円(5.8%増)、加盟店売上高2兆8396億8000万円(6.8%増)となった。
国内総店舗数は1万3232店(479店増)、商品粗利率は30.5%(0.2ポイント増)、全店平均日販は62万9000円(1万3000円増)、新店平均日販は55万4000円(2万9000円増)。
商品別売上高は、加工食品8282億7700万円(5.1%増)、ファスト・フード7929億600万円(5.4%増)、日配食品3596億700万円(6.7%増)、非食品9668億1400万円(6.5%増)となった。
既存店売上高伸び率は2.2%増、客数は1.1%増、客単価は1.1%増。
販売面では、高齢化や働く女性の増加といった社会の変化に対応した「近くて便利なお店」の実現に向けて、質の高いファスト・フード商品の開発に引き続き注力するとともに、「セブンプレミアム」を中心とした頻度品の品揃えを強化した。
サービス面では、2010年6月にクレジットカードによる決済を開始し、11月には「チケットぴあ」の店頭販売を開始した。住民票の写しや印鑑登録証明書を発行する行政サービスについても、利用可能な自治体を積極的に拡大するなど更なる利便性の向上に努めた。
夏場の盛夏商材の売上伸長や、ファスト・フード商品を中心としたデイリー品の継続的な売上改善に加え、10月に実施された増税に伴うタバコの売上伸長により、既存店売上高伸び率は前年を上回った。
来期は営業総収入5586億円(1.7%増)、営業利益1730億円(2.3%増)で、チェーン全店売上高は3兆1300億円(6.2%増)の見通し。

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