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ライフ/2月期は既存店売上高の回復で営業利益15.8%増の100億円

2011年04月12日 / 決算

ライフコーポレーションが4月12日に発表した2011年2月期決算によると、売上高4808億2200円(前年同期比2.6%増)、営業利益100億4600万円(15.8%増)、経常利益98億5000万円(16.7%増)、当期利益33億8900万円(16.6%減)となった。
既存店売上高は0.7%減、客数0.2%減、客単価0.5%減。部門別売上高は、農産587億700万円(5.3%増)、水産355億3000万円(0.1%増)、畜産428億6200万円(1.4%増)、惣菜451億9000万円(4.1%増)、加工・日配2011億8700万円(2.7%増)。生活関連用品438億5200万円(2.0%増)、衣料品288億8000万円(2.9%減)、テナント106億8600万円(2.0%減)。粗利益率は26.4%(0.2ポイント増)。
リーマンショックによる売上高減少が6月に一巡したこともあり、第2四半期以降の既存店売上高は、前年を上回り、新店の寄与も含めて増収となった。既存店の売上高の回復とともに粗利益率も改善され、増益となった。
2011年2月期を「耐える年」「立て直しの年」「準備の年」と位置づけ、2008年度からスタートした「第三次中期3カ年計画」の「12の課題」に引き続き取り組んだ。
2010年3月に奥戸店(東京都)、4月に石津店(大阪府)、6月に神田和泉町店(東京都)、8月に西天下茶屋店(大阪府)、9月に岸部店(大阪府)、10月に南千住店(東京都)・本山店(兵庫県)、2011年1月に加賀屋店(大阪府)、2月に西陣店(京都府)の9店舗を出店した。
既存店では、石神井公園店、相模原駅ビル店、石神井台店、中野駅前店、向ヶ丘遊園店、吹田泉町店、西七条店、長居店、宝ヶ池店の9店舗で改装を実施する一方、2店舗を閉鎖した。
来期は、売上高4982億5000円(3.6%増)、営業利益90億6500万円(9.8%減)、経常利益88億円(10.7%減)、当期利益34億円(0.3%増)の見通し。

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