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サンエー・インター/9~2月は冬物セール好調も減収減益

2011年04月15日 / 決算

サンエー・インターナショナルが4月13日に発表した2011年8月期第2四半期決算によると、売上高は515億6900万円(前年同期比1.1%減)、営業利益6億8500万円(6.9%減)、経常利益5億3400万円(5.1%減)、当期損失65億3700万円(前期は1億5700万円の当期利益)となった。
オリジナルブランド事業の売上高は348億6700万円(4.2%減)、営業利益は27億2200万円となった。「ナチュラルビューティーベーシック」、「マーガレット・ハウエル」、「パーリーゲイツ」等の売上が堅調に推移した。新たにエレガントカジュアルの「アルファエー」を立ち上げた。 ライセンスブランド事業の売上高は70億6700万円(6.7%増)、営業利益利益は2500万円だった。総じて苦戦したものの、「ケイト・スペード ニューヨーク」の売上が伸長した。新たに服飾・生活雑貨を主体とした「キャス・キッドソン」ブランドの取扱いを開始した。   その他アパレル事業の売上高は95億7900万円(6.0%増)、営業損失は2億7000万円となった。「フリーズマート」、UNIT&GUESTの卸売事業等の売上があった。
秋冬商戦から改善の兆しもみられたものの、消費者の節約志向は強く、依然として本格的な回復基調には至っていない。冬物セールや春物の立ち上げは比較的好調に推移した。
東日本大震災による影響のため、通期の業績予想は売上高1025億円(2.2%増)、営業利益5億5000万円(36.2%減)、経常利益1億円(78.2%減)、当期損失75億円に下方修正した。

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