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マックスバリュ東海/2月期は積極出店とDS改装で増収増益

2011年04月15日 / 決算

マックスバリュ東海が4月14日に発表した2011年2月期決算によると、売上高1534億6400万円(前年同期比8.9%増)、営業利益42億8200万円(18.8%増)、経常利益42億6400万円(19.7%増)、当期利益16億5300万円(12.0%増)となった。
売上高は全店8.9%増、既存店2.0%減、客数は全店10.0%増、既存店0.6%減、客単価は全店1.0%減、既存店1.5%減。1品単価は全店2.6%減、既存店2.4%減、買上点数は全店1.6%増、既存店0.9%増となった。
部門別売上高は、青果195億2600万円、鮮魚112億2700万円、精肉123億9400万円、惣菜169億9200万円、デイリー377億5100万円、グロサリー445億8600万円、ノンフーズ104億4000万円。トップバリュ商品の販売は好調に推移し、売上高構成比は9.6%となった。

青果・鮮魚・精肉の生鮮部門では、青果部門を集客の核となる部門として位置づけ、低価格での商品提供を継続して展開するとともに、店内作業を軽減するため加工済み商品の開発に取り組んだ。鮮魚・精肉部門では鮮魚一次加工所の取扱高の拡大や精肉プロセスセンターの全店活用を進めた。
2010年3月に開店した静岡曲金店(静岡市駿河区)を皮切りに、上半期は静岡市内で2店、下半期は富士市と富士宮市で3店と各エリアにおいてのドミナント強化を図った。愛知に1店を開設し合計6店の新店を開設した。一方、2店を閉鎖した。期末店舗数は90店舗(静岡70店、神奈川9店、山梨7店、愛知4店)となった。小型店舗を中心に9店をディスカウント業態へ転換した。
既存店売上高は前年割れとなったものの、下半期は0.2%減と上半期(4.0%減)よりマイナス幅は3.8ポイント縮小し、既存店客数は0.6%増と上昇した。
経費面では、コスト削減の諸施策を推進し、既存店の販売費・一般管理費は6.9%減となり営業利益の底上げに寄与した。
来期は、売上高1627億3100万円(6.0%増)、営業利益44億円(2.8%増)、経常利益43億2600万円(1.4%増)、当期利益16億6000万円(0.4%増)の見通し。

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