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ミニストップ/2月期は家賃と直営店舗削減で営業利益88%増

2011年04月15日 / 決算

ミニストップが4月14日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は1138億8900万円(前年同期比4.6%増)、営業利益76億4600万円(88.4%増)、経常利益85億7700万円(74.0%増)、当期利益34億1400万円(110.3%増)となった。
加盟店を含む売上高は3220億4300万円(7.2%増)。単体の既存店日販は47万1000円(0.5%増)、新店は40万8000円、全店46万7000円(0.3%増)。既存店の客数は887人(0.2%増)、客単価は530円(0.3%増)、全店の客数は880人(0.0%)、客単価530円(0.3%増)だった。
商品郡別売上高は、ファストフード818億5400万円(6.3%増)、デイリー食品359億9400万円(4.1%増)、加工食品933億2800万円(5.2%増)、非食品1044億2400万円(9.6%増)、サービス64億4100万円(31.0%増)。売上総利益率は30.0%。
手づくりおにぎりと惣菜の取り扱いを、8月から東京と神奈川の店舗で順次スタートし、期末の導入店舗は222店舗に拡大した。
直轄エリアの新規出店数は88店、75店を閉店、9月1日付で合併が完了したエムエス九州の140店を加え、期末店舗数は1987店舗となった。
単体の営業総収入は596億6700万円(1.1%増)で、販管費は既存店舗家賃の削減、直営店舗数の削減による直営店営業費の削減、販売促進費の効果的な使用等の成果により、389億8800万円(1.8%減)となり、営業利益は66億2200万円(110.3%増)、経常利益は74億32 00万円(86.2%増)、当期利益29億1000万円(171.1%増)となった。
ドラッグ&コンビニ店舗の開発とフランチャイズ事業を展開することを目的とした新会社「れこっず」を、8月にCFSコーポレーションとタキヤとの3社の共同出資により新設した。新業態店舗の「れこっず」は、期末で3店舗を展開する。
来期は売上高1220億円(7.1%増)、営業利益78億円(2.0%増)、経常利益86億円(0.3%増)、当期利益25億円(26.8%減)の見通し。 

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