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カッパ・クリエイト/2月期は平日90円キャンペーン実施で増収も営業減益

2011年04月20日 / 決算

カッパ・クリエイトが4月20日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は922億5700万円(前年同期比5.3%増)、営業利益46億3600万円(17.0%減)、経常利益44億7800万円(17.6%減)、当期利益12億7800万円(40.8%減)となった。
寿司事業の売上高は872億7100万円となった。、低価格競争の中、既存店売上高を底上げするため、当期の前半は期間・店舗限定による「大感謝祭」と称した「平日終日90円(税込)」キャンペーンを行い、後半の9月~12月には同キャンペーンを連続・全店統一に拡大して実施した。
魚価が上昇傾向にあるなか最重要課題である原価の安定化では、アイテム別に担当バイヤーを配置し、グローバルな視点での買付により原価低減を図った。
在庫の低減化と物流の効率化を目指して、商品開発から購買・製造・情報・物流の一元化を強力に推進するとともに、西日本エリアをカバーする生産拠点として尼崎に工場を開設した。
3大都市圏・中四国・九州を重点地域として、新たに29店を出店、4店を閉店し、期末店舗数は379店舗となった。既存店では、周辺環境の変化に伴い、立地条件が悪化した店舗や駐車スペースの少ない店舗のリロケートを実施し、小規模店舗は席数の増設を目的とした増改築に取り組み、ともに売上は大幅に伸長した。
来期は、売上高972億~987億円(5.4~7.0%増)、営業利益30億3000万~40億3000万円(34.6%減~13.1%減)、経常利益29億2000万~39億2000万円(34.8%減~12.5%減)、当期利益17億~22億円(33.0%増~72.1%増)の見通し。

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