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オートバックス/3月期の売上高1.5%増、営業利益17.9%増

2011年05月11日 / 決算

オートバックスセブンが5月11日に発表した2011年3月期決算によると、売上高2363億5000万円(前年同期比1.5%増)、営業利益119億8800万円(17.9%増)、経常利益130億6000万円(11.1%増)、当期利益61億7900万円(5.4%増)となった。
日本国内のオートバックスチェン(フランチャイズチェン加盟法人店舗を含む)の全業態の売上高は、前年同期比で既存店0.2%の増加、全店は横ばいになった。また、主要業態の「カー用品販売」と「車検・整備」を合わせた売上高は、前年同期比で既存店と全店いずれも0.6%の減少だった。
東日本大震災により、3月12日時点で東北および関東地方の35店舗が営業を停止した。また、千葉県市川市にある東日本ロジスティクスセンターの建物および設備が被害を受け、稼働不能となった。地震発生直後より社長執行役員を本部長とする危機管理対策本部を設置し、被災地域への支援と営業再開に向けた取り組みを開始した。
店舗は復旧努力の結果、2011年5月11日現在、営業停止となっている店舗数は2店舗。物流体制に関しては、兵庫県三木市にある西日本ロジスティクスセンターを最大限に稼働させることにより、店舗の営業に支障をきたさない態勢を速やかに構築し、東日本の稼働店舗に対する商品配送もいち早く開始した。また、2011年5月2日に東日本ロジスティクスセンターは復旧し、集配業務を再開した。
来期の業績予想は、売上高2332億円(1.3%減)、営業利益117億円(2.4%減)、経常利益132億円(1.1%増)、当期利益73億円(18.1%)を見込んでいる。

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