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スターバックス/通期の売上高6.4%増、営業利益17.9%減

2009年05月12日 / 決算

スターバックスコーヒージャパンが5月12日発表した2009年3月期の非連結業績によると、売上高965億9200万円(前年同期比6.4%増)、営業利益55億1100万円(17.9%減)、経常利益57億7600万円(16.2%減)、当期利益29億8500万円(15.9%減)を見込んでいる。

同社の特徴である「最高のコーヒー」、「くつろげる空間」、「パートナーによる魅力的なサービス」を生かした「サードプレイス(お客様の職場と家庭との間にあって、いつでも安心してくつろげる第三の場所)」の提供を強化し、ブランドの差別化に努めた。

新商品は、ビバレッジではスターバックスのコーヒーをジェリーとして加えた「コーヒージェリーフラペチーノ」、フルリーフティーを使用した「アッサムブラックティーラテ」と「ラベンダーアールグレイティーラテ」が、フードではイタリアの伝統的なパンを使用した「フィローネ」が好調だった。

店舗展開では、出店立地の選別を強化しつつ、「富山環水公園店」など環境に応じた独創的な店舗を出店。83店舗の新規出店(うちライセンス6店舗)、5店舗の退店を行った結果、年度末の店舗数は854店(うちライセンス28店舗)となった。

次期の見通しは、売上を伸ばしながらコスト抑制・経費削減を図るための施策を行うことで、収益性とキャッシュフローの健全性を実現する考え。通期の業績見通しは、売上高970億円(0.4%増)、営業利益38億円(31.0%減)、経常利益40億円(30.7%減)、当期利益18億円(39.7%減)を見込んでいる。

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