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ケーズHD/3月期の売上高18.9%増、営業利益86.9%増

2011年05月16日 / 決算

ケーズホールディングスが5月16日に発表した2011年3月期決算は、売上高7709億4700万円(前年同期比18.9%増)、営業利益409億3000万円(86.9%増)、経常利益493億6500万円(69.8%増)、当期利益234億1200万円(46.9%増)となった。
「がんばらない」経営哲学のもと「新製品が安いケーズデンキ」のスローガンを掲げ、顧客が最も安さを実感できる「現金値引」や、買う時にも買った後も安心できる「あんしんパスポート」の会員数が1千3百万人を突破するなど、積極的な営業活動を展開した。
また、取引先各社との良好な関係のもと、公正な価格表示の推進やリサイクル品の適切な対応などコンプライアンスに努めるとともに、常に顧客の立場に立った商売を展開してきた。 経営成績は、エコポイント制度に地デジ効果も相俟って、テレビ、冷蔵庫、エアコン等の省エネ家電を中心に好調に推移した。特に10月、11月はエコポイント制度変更前の駆け込み需要もあり、大幅な伸長を示した。
更に販売費及び一般管理費も効率的な運用が図れたことにより、売上高、営業利益、経常利益ともに前年を大幅に上回る結果となった。
また、東日本大震災による特別損失を計上いたしましたが、純利益につきましても前年を上回る結果となった。  出店状況については、直営店26店を開設して更なる成長基盤の強化を図り、また直営店7店のスクラップも行い経営効率の改善を図った。 
来期は、売上高8000億円(3.8%増)、営業利益425億円(3.8%増)、経常利益500億円(1.3%増)、当期利益290億円(23.9%増)を見込んでいる。

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