流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





DCMHD/3~5月は地震対策商品好調で営業利益70%増

2011年06月30日 / 決算

DCMホールディングスが6月30日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高は1145億6900万円(5.2%増)、営業利益72億9700万円(70.8%増)、経常利益74億100万円(71.6%増)、当期利益19億9300万円(15.4%増)となった。
新規出店5店、退店3店を実施し、期末店舗数は505店(カーマ131店、ダイキ161店、ホーマック213店)となった。
ホーマックでは、津波により被災した4店が現在も営業休止中だが、引き続き早期の復旧に向けて取組んでいる。
販売面では、震災直後に全国的に広がった商品供給の不安に対する駆け込み需要や、地震対策商品の売上が急増した。
セグメント別では、ホーマックでは被災地域における復旧・復興活動による需要の増加などがあった。カーマとダイキでは、植物・園芸部門などを中心に売上が好調に推移した。
夏場の電力不足に対応してエアコンより消費電力が少ない扇風機などの節電対策商品や、遮熱カーテン・すだれなどの暑さ軽減商品の売上が好調に推移している。
通期は売上高4229億円(0.1%増)、営業利益160億円(21.0%増)、経常利益157億円(19.3%増)、当期利益64億円(6.5%減)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧