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吉野家HD/3月~5月は資産除去債務経常で当期損失4億9000万円

2011年07月07日 / 決算

吉野家ホールディングスが7月7日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高400億9800万円(前年同期比7.3%減)、営業利益8億7600万円(前期は5000万円の営業損失)、経常利益8億9500万円(4700万円の経常利益)、当期損失4億9000万円(7億1200万円の当期損失)となった。
吉野家では、国内で新たに8店を出店し、7店閉鎖した結果、店舗数は1175店となった。前期からの取組みである投資額を抑えた低投資モデル店舗の出店や、損益分岐点を引き下げた店舗フォーマットづくりであるEXPRESS店舗の検証に取組んだ。
当期は「圧倒的な品質を作り上げる」ことを経営戦略上の中心軸に据え、吉野家が最優先として考える価値観である「うまい」に特化した活動を行った。
主力商品である「牛丼」の品質に関して、2010年12月に立ち上げた「牛丼プレゼンスプロジェクト」のなかで、圧倒的な高品質の「牛丼」を作り上げるための活動を続けた。
材料、調理工程、提供サービスに至る全ての工程を見直し、5月には吉野家設立以来初めてとなる牛丼並盛の具材の増量とご飯のポーションバランスを変更した。
資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額11億6500万円等で、特別損失を13億9100万円計上した。
通期は売上高1680億円(1.9%減)、営業利益52億円(1.6%増)、経常利益56億円(1.6%増)、当期利益10億円(161.2%増)の見通し。

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