吉野家HD/2月期は売上高3.2%減、営業利益6.2%減
2012年04月13日 / 決算
吉野家ホールディングスが4月13日に発表した2012年2月期決算は、売上高1658億8300万円(前年同期比3.2%減)、営業利益48億100万円(6.2%減)、経常利益53億1100万円(3.6%減)、当期利益13億1000万円(242.2%増)となった。
国内吉野家は、新たに36店を出店し、不振店等21店を閉鎖した結果、店舗数は1189店となった。
今後の出店促進に向けた新たな店舗フォーマットづくりとして、「衛生感」「安心感」「開放感」「機能性」というテーマを具現化する店舗モデルや損益分岐点を引き下げた店舗モデル等の開発と検証に取り組んだ。
品質向上を最優先の経営課題に据え、「うまい」に特化した活動を行なった。主力商品である「牛丼」の品質に関して、一層の質的向上に向け、材料・調理工程・提供サービスまで、全ての工程を見直し、5月に牛丼並盛の具材の増量とご飯のポーションバランスの変更を実施した。
9月には、発売1周年となった「牛鍋丼」のタレに更に磨きをかけて新味「牛鍋丼」へと新しい「うまさ」を作り上げた。
12月には「焼味豚丼十勝仕立て」を新発売し、焼味の豚肉の「うまさ」として吉野家に新しい味が加わり、発売以来3か月で1000万食を超える商品となった。
来期は売上高1700億円(2.5%増)、営業利益55億円(14.6%増)、経常利益55億円(3.5%増)、当期利益19億円(45.0%増)の見通し。
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