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ドトール・日レスHD/3月~5月は消費自粛で営業利益21.7%減

2011年07月13日 / 決算

ドトール・日レスホールディングスが7月13日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高259億2000万円(前年同期比0.1%増)、営業利益16億8200万円(21.7%減)、経常利益17億9400万円(20.8%減)、当期利益2億2600万円(82.2%減)となった。
従来の生活防衛意識に加え、震災による消費の自粛ムードの広がりなどで個人消費が低迷した他、原材料価格が上昇したこともあり、厳しい経営環境で推移した。
「外食業界における日本一のエクセレント・リーディングカンパニー」の地位確立を目指し、立地を厳選してグループ全体で14店舗(直営店舗10店舗、加盟店舗4店舗)を新規に出店した。
ブランド価値の向上策、業務の効率化、新規業態の立ち上げ、新メニュー開発など既存事業の強化を図った。
新たな取り組みとして、グループのノウハウを結集し新規業態の開発や店舗運営などの事業展開を図る100%子会社「D&Nカフェレストラン」による新業態「イタリアンバールOTTO」を開発した。
海外事業の一層の拡大のためにシンガポールの業務提携先企業を子会社化した他、中国上海に初めて「洋麺屋五右衛門」等を出店した。
通期は売上高1066億1500万円(1.5%増)、営業利益70億700万円(9.2%減)、経常利益74億5100万円(8.0%減)、当期利益33億9400万円(15.6%減)の見通し。

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