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松屋/3月~5月は震災の影響で当期損失7億円

2011年07月14日 / 決算

松屋が7月14日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高158億2600万円(前年同期比18.3%減)、営業損失2億9300万円(前期は2億9500万円の営業利益)、経常損失2億7600万円(2億9200万円の経常利益)、当期損失7億4200万円(3億8100万円の当期利益)となった。
銀座店では、中期経営計画の基本方針である「松屋銀座のポテンシャル優位性の最大化」の下、独自性を重視した取り組みを強化することによって、世界の銀座を象徴する個性的な百貨店「GINZAスペシャリティストア」の構築を進めた。
商品政策では、本年2月から3月にかけ、食品、婦人雑貨、子供服、リビングゾーンの一部に新規ブランドを導入し、それぞれのゾーンを再編することによって、全館におけるグレードとテイストの統一を推し進めるとともに、3月と5月には、専門店事業を展開している「銀座インズ」に新たなショップをオープンするなど強化を図った。
催事では、ゴールデンウィークに文化催事「島田ゆか&ユリアヴォリ絵本原画展」を開催することにより集客と波及効果を図る一方、物販催事におきましても、大型の紳士催事「銀座の男」市の拡販に注力するなど業績の向上に努めた。
しかし、震災による臨時休業、営業時間の短縮や消費マインドの低下などの影響により減収となった。
通期は売上高710億円(9.1%減)、営業利益8億円(46.8%減)、経常利益7億円(52.0%減)、当期利益18億円(36.5%増)の見通し。

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