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松屋/3~11月の売上高10.9%減、営業利益95.5%減

2012年01月12日 / 決算

松屋が1月12日に発表した2012年2月期第3四半期決算は、売上高508億8700万円(前年同期比10.9%減)、営業利益3900万円(95.5%減)、経常利益8000万(90.7%減)、当期利益36億6400万円(413.7%増)となった。
百貨店業の売上高は428億2000万円となり、営業利益は6100万円となった。
銀座店では、世界の銀座を象徴する個性的な百貨店「GINZAスペシャリティストア」の構築を進めた。
2階のインターナショナル雑貨ゾーンを拡大し、話題性のある新規ブランドを導入する一方、7階のデザイン雑貨のセレクトショップの草分けともいえる「デザインコレクション」のリニューアルを始めとしたリビングゾーンの再編を行うことで、銀座店の強みである「ファッション」と「デザイン」双方の品揃えの強化を図った。
新たに、隣接する銀座三越との初の共同プロモーション「GINZAFASHIONWEEK」を開催するなど、独自性と話題性のある企画によって集客力を高め、売上の向上に努めた。
浅草店では、「マイタウン・マイストア」をキーワードに、ターミナル店舗の利便性を活かしつつ、サービス機能の充実を図るなど、業績の向上に尽力したが、主に震災を起因とした来街者の減少や消費マインドの回復の遅れなどの影響が大きかった。
通期は、売上高710億円(9.1%減)、営業利益8億円(46.8%減)、経常利益7億円(52.0%減)、当期利益42億円(218.4%増)の見通し。

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