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大庄/9月~5月は飲食事業不振で営業損失8億円

2011年07月14日 / 決算

大庄が7月14日に発表した2011年8月期第3四半期決算によると、売上高593億4800万円(前年同期比6.4%減)、営業損失8億4200万円(前期は6億7700万円の営業損失)、経常損失9億7400万円(1億2800万円の経常損失)、当期損失23億8900万円(7億6500万円の当期損失)となった。
グループで6店舗を出店。抜本的な収益改善策として店舗リストラクチャリングを強化し、店舗改装を40店、店舗閉鎖を39店で実施した。
営業施策として、既存店対策の強化、業態コンセプトを考慮したグランドメニューの改訂や宴会メニューの刷新、新しい店舗業態の積極展開、モバイル媒体を活用した営業活動の拡大、店舗幹部研修の強化やパート・アルバイト向け集合研修の導入などを実施した。
コストコントロール策としては、仕入交渉力強化による仕入原価の低減、ワークスケジュール管理の強化、店舗家賃の減額交渉、販売促進費の効率的使用などに取り組んだ。
飲食事業では、震災後の落ち込みも影響し、グループの既存店売上高が減少したため減収となった。
通期は売上高782億円(6.6%減)、営業損失15億円(-)、経常損失16億7000万円(-)、当期損失33億6000万円(-)の見通し。

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