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スクロール/4月~6月は新規施策実施も減収減益

2011年07月29日 / 決算

スクロールが7月29日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高150億9300万円(0.1%減)、営業利益11億7600万円(14.1%減)、経常利益12億8200万円(10.5%減)、当期利益7億8000万円(5.7%減)となった。
通販アパレル事業は、リアル店舗の52週マーチャンダイジングをイメージした「SPA通販」の確立に取り組んだ。インターネットとカタログ媒体のハイブリッドを志向した媒体フォーメーションの再編成を行った。
4月からインターネットマーケティング部を東京本店に移し、商品企画と販売の連携を強化した製販一体体制を推し進めた。
生協販売は、日本生活協同組合連合会との取引開始40周年を記念したキャンペーンを5月からスタートし、利用者の拡大に向けた、スクロールブランドの浸透に取り組んだ。
通販非アパレル事業は、家具やインテリア雑貨商品の事業拡大の可能性を踏まえ、今年度はその第一ステップとして、既存事業の売上拡大を目指した。
「生活雑貨」商材から進化した「ファッションインテリア」商材の商品力強化を図るとともに、インターネットを中心とした売場情報の充実や販売促進の多頻度化にも取り組み、順調に推移した。
基幹カタログ「生活雑貨」のラインナップとして、生活関連情報を豊富に掲載した、コンビニエンスストア限定販売の通販マガジン「おうち大好き!」を6月に創刊し、顧客拡大にも取り組んだ。
通期は、売上高550億円(2.6%減)、営業利益13億円(19.1%減)、経常利益15億円(18.0%減)、当期利益9億円(135.4%減)の見通し。

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