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リーバイス/11月期は売上高30%減、営業損失12億円

2012年01月19日 / 決算

リーバイ・ストラウスジャパンが1月18日に発表した2011年11月期決算によると、売上高91億9000万円(前年同期比30.2%減)、営業損失12億4200万円(前期は24億2500万円の営業損失)、経常損失11億5400万円(22億9400万円の経常損失)、当期損失16億900万円(35億8700万円の当期損失)となった。
商品調達の大幅な削減と卸売チャネルへの大幅な商品の投入カットを行ったため市場在庫はほぼ適正水準に是正されたほか、社内の長期滞留在庫についても直営店であるアウトレットで販売促進を進めた結果、12億1300万円と前期末と比較してほぼ半減した。
過剰在庫の適正化と不透明な市場需要を勘案しながらの卸売チャネルへの販売のコントロールの結果、売上高は減収となった。
直営店の販売比率の増加に加えて、リーバイスグループのグローバル調達によるコスト削減努力、親会社とのロイヤリティの減免契約の締結が功を奏し返品調整引当金繰入前の売上総利益率は36.1%から45.2%と大幅に改善した。
販売費・一般管理費は、組織合理化による人件費の削減、適正規模の本社事務所への移転をはじめ地方事務所の統廃合により賃貸料等が削減され前期比14億27百万円減少の55億7400万円(20.4%減)となった。
来期は売上高97億円(5.5%増)、営業損失9億円、経常損失8億5500万円、当期損失9億2000万円の見通し。

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