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ファーストリテイリング/9~2月は売上高14.9%増、営業利益11.8%増

2012年04月12日 / 決算

ファーストリテイリングが4月12日に発表した2012年8月期第2四半期決算は、売上高5255億200万円(前年同期比14.9%増)、営業利益917億5200万円(11.8%増)、経常利益935億4600万円(20.5%増)、当期利益577億9600万円(38.7%増)となった。

国内ユニクロ事業の売上高は,645億円(6.6%増)、営業利益は722億円(2.7%増)と増収増益となった。

9月~11月は気温が高く推移したことで、秋冬商品の動きが鈍く販売は苦戦したが、12月以降は気温が低く推移したことで、ヒートテック、ウルトラライトダウン、暖パンをはじめとする冬のコア商品の販売が好調だった。

大型店を14店出店し、2月末の店舗数は849店(フランチャイズ店21店を含む)となった。

売上高総利益率は48.2%と1.3ポイント低下した。値引率のコントロールを強化したものの、綿花を中心とする素材価格や、中国の製造コストの上昇に起因する原価率の上昇を相殺できなかったことが売上高総利益率低下の要因。

経費削減努力を進めたことにより、経費を期初計画から大幅に削減することができ、経費比率は改善した。

通期は売上高9415億円(14.8%増)、営業利益1380億円(18.6%増)、経常利益1375億円(28.4%増)、当期利益815億円(49.9%増)の見通し。

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