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南海電鉄/3月期の流通業は2.0%増の239億円

2012年04月27日 / 決算

南海電鉄が4月27日に発表した2012年3月期決算によると、流通業の売上高は239億2900万円(前年同期比2.0%増)、営業利益15億3200万円(8.9%減)となった。

ショッピングセンターの経営では、昨春、なんばCITY本館で一部先行オープンを含む86店をリニューアルオープンし、2012年3月には、なんばパークスで日本初出店を含む68店をリニューアルオープンした。

なんばCITY、なんばパークス、髙島屋大阪店となんばマルイの4施設共同で各種イベントを開催し、各施設間の回遊性を高めることにより、当社施設の売上拡大に努めた。

直営事業の拡大に向け、なんばCITY店を皮切りに、直営クリーニング店の出店を進めた。しんかなCITYは、3月31日をもって営業を終了した。

物品販売業では、新規店舗の開設やワゴン販売の強化等、各種の増収策を講じたほか、「古道歩きの里ちかつゆ」で、熊野古道の観光拠点としての魅力向上に継続して取り組む一方、旅行代理店等への宣伝・営業活動にも注力し、お客の誘致に努めた。

流通事業の強化・拡大に向け3月30日、京阪神や首都圏のショッピングセンターを中心にワゴン販売事業等を展開するエイチディ・プランニング・ウエスト(同日付で南海リテールプランニングに商号変更)の全株式を取得した。

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