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三城HD/4~6月は売上高5.2%減、営業利益4億4000万円

2012年08月10日 / 決算

三城ホールディングスが8月10日に発表した2013年3月期第1四半期決算は、売上高144億5200万円(前年同期比5.2%減)、営業利益4億4000万円(前期は1000万円の営業利益)、経常利益4億4700万円(514.7%増)、当期利益9600万円(1億6200万円の当期損失)となった。

店頭の価格を分かりやすく基本レンズ込みの価格表示にし、機能性を追及したレンズ提案をする「らくらく君」、プロも愛用しているスポーツ用「SPエクストリーム」などのシリーズを展開した。

店頭の社員能力アップに取組むことを優先して行っており、積極的なアピールよりも店頭での提案を主体としたので、お客への認知度が十分ではなく、客数増にはならず減収となった。

給与制度の見直しによる人件費の軽減など、利益確保に取組んだことで増益となった。

主に百貨店事業を展開する金鳳堂は、百貨店自体が厳しい中、接客提案力の向上と旗艦店を発信とする新たな提案にも力を入れており、増収増益となった。

海外子会社は、店舗整理などを進めているオーストラリア法人は不採算額が減少したが、アジア地域、主に中国法人の人件費増要因などで厳しい状況となった。

通期は、売上高609億700万円、営業利益25億4300万円、経常利益26億5800万円、当期利益12億1500万円の見通し。

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