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加藤産業/9月期は売上高2.5%増、営業利益3.9%増

2012年11月09日 / 決算

加藤産業が11月9日に発表した2012年9月期決算は、売上高7202億5800万円(前年同期比2.5%増)、営業利益110億8400万円(3.9%増)、経常利益121億5400万円(5.2%増)、当期利益66億9600万円(6.3%増)となった。

食品流通業界の個人の消費マインドは、消費税率引き上げの決定や穀物など原材料価格の高騰による商品価格の値上げなど、今後の生活への不安から防衛意識が一段と高まり、内食化傾向が継続する中で、企業間競争はますます激化し、引き続き厳しい経営環境で推移した。

消費者ニーズに対応した商品の開発・品揃え等、提案型営業を積極的に推進し、小売業をはじめ取引先との取り組みを一層強化するとともに、諸経費の抑制や業務の生産性向上等による経営の効率化に努めた。

1月にジャム類製造業である兵庫興農を子会社とし、製造事業の拡大に向けた基盤の確立と機能の充実を図った。

来期は、売上高7300億円、営業利益110億5000万円、経常利益120億円、当期利益67億円の見通し。

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