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加藤産業/10~12月は売上高3.5%増、営業利益4.4%増

2012年02月09日 / 決算

加藤産業が2月9日に発表した2012年9月期第1四半期決算は、売上高1934億9800万円(前年同期比3.5%増)、営業利益31億7800万円(4.4%増)、経常利益33億8800万円(4.5%増)、当期利益16億6600万円(4.0%減)となった。

売上高は増収となり、利益も利益管理の徹底と物流コストをはじめ諸経費の抑制に努めたことにより増益となった。

当期利益は投資有価証券評価損等による特別損失を1億1700万円計上したことや、改正法人税法等の公布に伴う法定実効税率の引下げにより法人税等調整額が2億900万円増加した影響により、減益となった。

常温流通事業の売上高は1570億6300万円(4.1%増)、営業利益26億9200万円(5.0%増)となった。

食品消費の内食化・低価格化傾向が続く中、一部に高品質あるいは少し贅沢感を味わえる食品への需要も顕在化し、多様化する消費需要に対応すべく、仕入先とも連携して主要得意先との取り組みを強化するとともに、自社PB商品の拡売を図った。

大手量販店、食品スーパー並びに出店拡大が顕著なドラッグストア、ディスカウントストア等への販売が堅調に推移したことにより増収増益となった。

通期は、売上高7250億円(3.2%増)、営業利益110億5000万円(3.6%増)、経常利益118億円(2.1%増)、当期利益63億5000万円(0.8%増)の見通し。

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