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近鉄百貨店/あべのハルカス不振で、当期利益10億円

2014年03月24日 / 決算

近鉄百貨店は3月24日、2014年2月期通期連結業績予想の修正を発表した。売上高2770億円(前回予想比2.1%減)、営業利益31億円(22.5%減)、経常利益25億円(16.7%減)、当期利益10億円(47.4%減)とした。

主力のあべのハルカス近鉄本店において、3月7日のグランドオープンに至るまで一部フロアの閉鎖、エスカレーター・エレベーターの部分稼動、仮設店舗での営業が相次ぎ、お客の買い回りに不便をかけた。

この結果、同店の売上高が前期に比較して13.9%の増加(賃貸テナントの売上を勘案した取扱高ベースの売上高では22.2%増)に止まったため、売上高、営業利益、経常利益は、前回発表予想を下回る見通しとなった。

桃山店閉店に伴う特別損失も計上したため、当期利益は前回発表予想を下回る見通しという。

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