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吉野家HD/2月期は売上高5.4%増、営業利益16.1%増

2014年04月11日 / 決算

吉野家ホールディングスが4月11日に発表した2014年2月期決算は、売上高1734億1800万円(前年同期比5.4%増)、営業利益21億7900万円(16.1%増)、経常利益32億7000万円(32.9%増)、当期利益6億9800万円(前期は3億6400万円の当期損失)となった。

国内吉野家事業の売上高は929億9700万円、営業利益は28億7300万円。店舗数は、27店を出店し、29店を閉鎖した結果、1191店となった。

国内吉野家は、前期に引き続き、価値創り、環境創り、構造創りを実践した。価値創りでは、魅力ある商品とサービスの創造、環境創りでは、お客がより利用しやすい店舗レイアウト創りや出店戦略を推し進め、構造創りでは、構造をリセットし、新しい収益構造を構築した。

4月には吉野家の大切にする価値観である「うまい、やすい、はやい」を実践し、入客数と売上増加に向けて、牛丼を2004年の販売休止時と同じ価格に改定するとともに「吉野家史上最高のうまさへ」の訴求に向け、全国規模での販売促進活動を行った。

7月には、焼きにこだわった「ねぎ塩ロース豚丼」「牛カルビ丼」、10月には並盛のごはんに牛丼大盛の具をのせた「アタマの大盛」、小盛の牛丼と3種の選べるサラダを組み合せた「コモサラセット」を発売、12月には、新たな「食事価値」創出へ向けた第一歩として、吉野家で初めて火のついたコンロを使用した「牛すき鍋膳」を発売した。

新たな店舗モデルを実現するための環境創では、郊外店舗はドライブスルーを設置し、家族連れや女性客も利用しやすい店舗・設備の開発を続けた。

来期は、売上高1750億円、営業利益33億円、経常利益37億円、当期利益10億円の見通し。

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