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JR西日本/流通業の売上高2401億円、営業利益44億円

2014年04月30日 / 決算

西日本旅客鉄道が4月30日に発表した2014年3月期決算によると、流通業の売上高は2401億円(前期比2.3%増)、営業利益44億円となった。

JR大阪三越伊勢丹は、事業再生を目指した抜本的な対策について検討を進めている。

三ノ宮駅に複合型コンビニエンスストア「アントレマルシェ」、ファッション・雑貨店舗を大阪駅に駅型調剤薬局「駅クオール薬局JR大阪店」を、福山駅南口に飲食店等を開業するなど、駅の魅力向上に向けた取り組みを推進した。

山陰エリアにおいて異なる業種・業態を展開する連結子会社2社について、より利便性の高い、魅力ある商業施設の開発・運営を目指し、昨年7月に合併した。

不動産業では、昨年4月に完成した姫路駅ビルについて、既存の高架下ショッピングセンターのリニューアルも含めて新たに「ピオレ姫路」として開業したほか、灘駅の新駅ビルや東舞鶴駅ビル、下関駅ビル「リピエ」を開業した。

大阪環状線の玉造駅に「ビエラ玉造」を開業し、新大阪駅「メディオ新大阪」のファッションゾーンや京都駅「ポルタ」、「ザ・キューブ」などをリニューアルオープンなど、駅と周辺の開発を推進した。

大阪駅周辺地区全体の活性化を図るため、エリアマネジメント活動を周辺事業者と連携して推進した。

来期の流通業の業績予想は、売上高2143億円、営業利益10億円で、百貨店業と物販飲食業の減による減収減益を見込んでいる。

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