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マックスバリュ中部/3~5月は売上高5.9%増、営業損失4億2200万円

2014年07月02日 / 決算

マックスバリュ中部が7月2日に発表した2015年2月期第1四半期決算は、売上高396億200万円(前年同期比5.9%増)、営業損失4億2200万円(前期は2300万円の営業利益)、経常損失4億1500万円(3500万円の経常利益)、当期損失3億7700万円(2億200万円の当期利益)だった。

成長戦略としては、名古屋市を中心とした愛知県内への店舗展開の加速に向け、4月1日付でイオンマーケットから中部圏の6店を譲り受けた。4月にマックスバリュ山城店(三重県四日市市)、マックスバリュエクスプレス瑞穂通店(名古屋市瑞穂区)の2店を新規出店した。

中国事業では、子会社の「永旺美思佰楽(江蘇)商業有限公司」が5月に食品スーパーマーケット2号店となるマックスバリュ東環店(江蘇省蘇州市)をオープンした。

売上高の確保に向けて、3月には消費増税前の駆け込み需要の取り込み、4月・5月は増税後の反動減を最小限に抑える施策を実施した。

経費面では、本部スリム化の遅れ、電気料金の値上げ、電子マネーWAONの利用拡大に伴う販促費の増加などに加え、6店の譲受と2店の新規出店に伴う一時経費の影響が大きく、販売費・一般管理費の増加が営業総利益の伸びを大きく上回った。

通期は、売上高1720億円、営業利益17億円、経常利益18億円、当期利益7億円の見通し。

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